色素性母斑(ほくろ)

一般的にほくろと呼ばれているものです。小さなものから大きなものまであり、色も黒色から褐色が多いです。母斑細胞が皮膚と真皮の境界にあるものや真皮の中にあるためです。大きさは小さいものから大きなものまでありますが、大きなものは悪性化することがあると言われています。

治療:ごく小さいものは電気焼却によって切除することができますが、3mm以上は、表面だけ切除しても再発するために、しっかりとる必要があります。傷あとの端がでっぱる(dog ear)ことがないように、紡錘形に切除することや、腫瘍の端に合わせて丸く切り取り、縫合しながら傷跡の向きや陥凹を修正することがあります。